好きな音楽をイヤホンで聴いててビリビリ音が割れていると気持ち悪いですよね
最近、流行りの「耳が痛くなりにくいイヤホン」を試してみたのですが、耳は痛くならないけど、音が割れていて、とても残念な音質だったんです。
安いイアホンにありがちなのが、低音が弱々しく、高音がシャカシャカして音割れしてこもったような音。
音割れを改善するには、イコライザーである程度音を調整してあげると良いです
耳が痛くないイヤホンとは
寝てる時や、通勤時の長時間装着した時に耳が痛くならないっていうのが売りの最近出てきたイヤホン。
最大の特徴は、付けてる感がほとんどないので、耳にストレスを与えない事。
ただし、小型化して装着感を良くしてるため、デメリットとして音質の低下が目立つ。
せっかく手元にあるので、なんとか耳が痛くならないイヤホンを活用する事が出来ないかと、色々試してみました。
音割れしないで、しかも音質もある程度満足のいく調整方法があるので、同じように試してみて下さい。
iPhoneのイコライザー機能について
iPhoneには、元々音楽を聴く時にイコライザーの機能が付いています
聴いている音楽のジャンルにより、あらかじめ設定された調整が適応されるようになってます。
けれども、細かい調整が出来ない「ROCK」とか「JAZZ」のようにジャンルごとに決められた設定を選ぶようになってます。
どうしてもプリセットの設定では、音がショボい感じになってしまいます。
再生プレーヤーでの調整
僕のおススメは、AWAのイコライザー機能です。
AWAを使ってる人じゃないと出来ないのですが、設定⇨再生メニュー⇨イコライザの順に進んでいくと設定画面に移れます。
あらかじめ設定された調整はもちろん、32ヘルツ〜16kヘルツまで細かい微調整をかけることが可能なんです
AWAのプリセットされてるイコライザは、かなり優秀で、そういったイアホンやスピーカーに適した設定もあります。
small speakerという設定を選んでみましょう。
この設定は、小さなスピーカーや、再生能力の低いイヤホンを使ってる時にお勧めの設定です。ただし、スピーカーやイヤホンも特徴があるので、そこからさらに微調整をかける事で、より自分好みの音に近づけていきます。
bass drumやbaseの音
低音の64ヘルツ〜125ヘルツ辺りを上下に動かしてみて下さい
再生している音の周波数も出てくるので、調整の際に目安にして下さい。
今現在、聴こえてくる音が視覚的に見えるので、割れてるようなら、その周波数をカットします。
逆に物足りないようなら、足してあげます。
ハイハットや、guitarの高音
高い音の音割れが酷いので、ガッツリ右肩下がりにカットします。
再生されてる音楽よりも下にします。ブースト(音を足す)すると音割れの原因になるので、基本はカットの方向でいきます。
中域の調整
guitarの中域や、vocalの声が、抜けてこない、あるいは、こもって聞こえる場合は、1kヘルツ周辺を上げて、その周りを逆にカットします
こういった微調整をしていくことで、どっしりとした音質に仕上がっていきます。
最後に音量調整
音の音圧が、一番気持ちいいレベルに音量を調節しましょう。
この時に、音を上げると割れてくる音域が出てきたら、その段階で一度微調整をします。
最終的に一曲通して聴いてみて音割れがないかチェックしてみてください。
動かす事で音を振動させる部分が、動きやすくなる為。
慣らし運転をしていくと、段々高音域のシャカシャカしてキンキンする音がマイルドになり、聴きやすくなってきます。
ある程度使うと劣化して鳴りが悪くなるので、その時は再度高音域を微調整して見て下さい
ある程度使ってきた時のメンテが重要
イヤホンは耳に装着するので、汗や耳垢がスピーカー部に付くと振動の妨げになります。小まめに掃除と、乾燥材を入れる等をして保管してください。
長持ちの秘訣です。
是非お気に入りの音楽で、試してみてくださいね。
僕のおススメのイヤホンはコチラの記事で紹介しています。
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