エアコンが壊れた・効かなくなった!そんな時にまずは試して欲しいこと
エアコンのトラブルで多い原因
- リモコンの電池容量不足・液漏れしてませんか?
- ブレーカーが落ちてませんか?
- 室内機・室外機は動作してますか?
意外と多いのがリモコンの問題です。
電池が無くなって操作を受け付けてくれなかったり、電池を1年以上変えていない場合液漏れを起こして動作不良を起こしている可能性があります。
新しい電池に変更して治る場合は単純な電池の容量不足。変えても変化が無い場合はリモコン自身の不良も疑ってみましょう。
室内機の前のカバーを開けると応急運転のボタンがあるので、そこを長押ししてみて動作するようなら、リモコン不良の可能性が濃厚。
因みにリモコンの液漏れの場合はまず修理不可。リモコンの買い替えです。メーカーや機種にもよりますが予算目安¥3,000~6,000円ぐらい
ブレーカーのチェックです。
最近の住宅だとほとんどがエアコンの専用回路が引かれていることが多いのですが、一部のお宅では一見専用回路のように見えて天井裏で別の回路と一緒になってしまっている所も見受けられます。
専用回路じゃないとだめなの?
法的に決まりはありませんが、電気配線の規定で専用にした方が望ましいとなっています。法的な拘束力はないのですが大手家電屋さんではトラブルを避けるために断る事が多いそうです。
トラブルとは?
①ブレーカーが落ちやすくなる。
エアコンの最大出力時は1500wも消費します。他の電化製品と同じ回路から使用すれば毎回ブレーカーが落ちて機器の故障に繋がる
②火事の危険があるから。
電気を流すとその配線は熱をもつようになります。10畳に8畳のタイプを使っていた場合、常に最大出力で動いてる可能性もあります。強い電流が流れたまま放置すると配線の周りが焦げて炭状態になり、抵抗値が上がるのでさらに熱を持ち燃えやすい状態になるので大変危険なんです。エアコンの消費電力は冬場の暖房時に倍近くになります。冬場の方が危険です
分電盤のブレーカーが落ちてないか確認をして、もし落ちていた場合エアコン以外に使えないコンセントや照明が点かない箇所がないか確認しましょう。
リモコンもブレーカーも落ちてない、最後は室外機が回っているか確認
エアコンの室外機はガスを圧縮して冷媒回路を循環させる心臓部が詰まっている大切な部分です。通常であれば、運転開始後に室外機へ電気信号が流れてファンが回り始めて運転を開始しようとするはずですが、不具合があると下にあるような症状が出ます
- 室外機のファンが回らない
- 最初は動くがしばらくするとファンが止まりエラーが出てしまう
- 設定温度の風が出せない
室外機の故障が濃厚
基板の不具合・もしくは圧縮機の不具合の可能性があります。基盤の場合は数万円(ものによって値段がマチマチ)圧縮機の場合はもっとするので、その場合は買い替えたほうが長い目で見た場合お買い得になると思います。
エアコンの故障は様々
故障原因は様々なので一概には言えないのですが、比較的多いのが上記のトラブルです。
本体の故障じゃない可能性もあるので、リモコンやブレーカーのチェックもしてみましょう
他にも冷媒漏れや、室内機からの水漏れからのショートなどのトラブルもあるのでおかしいと思ったら一人で対処しようとせずにプロに頼んでしまったほうが良いと思います。
リモコン純正品は古いタイプだと手に入らない事があります。
汎用リモコンが自宅のエアコン機種と合えば使えます。
※エアコンの年代とリモコンのタイプによっては信号が違うため使えない事もある
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