走るゾンビ映画「28日後」「28週後」

28day映画

レイジ(凶暴性)ウイルスが蔓延して理性を失った人々に怯えて生きていくサバイバルホラー
「28日後」と続編になる「28週後」

僕は続編の28週後を見てから1作目の28日後を見ました

ゾンビ物と言っていいのか、正直悩む

いわゆるゾンビ映画って暗黙のルールがあると思うんです。
①得体のしれない何かに感染し体が朽ち果てる。
②通常なら死んでいてもおかしくないような状態の人間がゆっくりと動き出す
③ゾンビに噛まれると感染し、健全だった者も同じようなゾンビ状態になる

というある程度のルールがあったはず

しかしこの作品の感染者はビックリする位歩かない

感染した人間は目を真っ赤にして全速力で走って追いかけてくる

全然朽ち果てた体ではない。

小学生の頃にやった鬼ごっこでも、あそこまで全速で走らない

感染者は走り、扉を蹴破り、噛み、殴る。噛む。道具も使って殴る。そしてやっぱり噛む

あくまで、「凶暴性が増した状態の人間」なのだ

走ってくる人間がこれほど恐ろしいと感じたことが無い

感染者はとにかく全速力で走る。
神経がマヒして疲れ知らずなのかと思えば車で主人公たちが逃げるシーンでは
諦めて走るのを辞めてしまう。←頑張れよ
「人間らしさ」が残ってる点がゾンビっぽくない。

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ゾンビなのか?

28日後の冒頭シーン
チンパンジーにセンサー的な物を付けまくって人間の起こした残虐なテロやデモの映像を
見せて何かしらの実験をしていた。
チンパンジーはこの時点で全頭感染していた。

動物愛護団体?の集団がチンパンジーを開放しようとした際に誤ってサルに噛まれてしまう
噛まれた女性を殺さないくてはと焦る科学者は、これが感染する脅威だと知っていた

何が感染するのか

チンパンジーも噛まれた人間も目や口から血を流し、
うめき声を上げながら我を忘れたように襲い掛かる。
噛まれた際に血が混ざると驚異的な早さで感染し暴れている。

ウイルスは体の中の唾液や血液を経由して感染している。
空気感染はしていない

血が噴き出るのはエボラにも似ているけれど、この映画ではレイジウイルスと呼ばれている

内容についての感想

最初はおっかなびっくりだった男。
後半には一緒に逃げていた女性を助けるためとはいえ、
何人もの人をゾンビに襲わせて感染させ、上裸でランボーの様に殺めていく。
この凶暴性もある意味異常な訳ですよ。

危うく助け出そうとした女性に切りつけられそうになってましたもんね。
「正常だ。」って言われても疑うと思う。

ランボー顔負けで怒りに身を任せ押し倒した男の目を両手で潰すシーンは強烈なインパクト。
目つぶしは続編の28週後にもありましたね。
感染した父親が自分の妻に対してやっていました。

今作の目つぶしのシーンは感染していない主人公が行っています

人が非常事態に理性を保っている事の難しさ、人間の中にある残虐な部分
それを見せつけられるこの作品は見た後に何とも言えない気持ちになった

元々のチンパンジーに見せていた戦争やテロの映像は人間本来が持っている狂気の部分。
感染してなくても凶暴になれてしまう、人間の恐ろしい部分。

28週後は父親の感染した後の執念にも見える恐ろしさが際立っていた。

28日後に関しては感染者の恐ろしさもあるが生き残った人間の恐ろしい部分が描かれている、それがホラーとは少し違った怖さを引き出しています

28週後公式サイトが妙に凝っている

まだ観てない人は是非観に行ってほしいです。

音量要注意!怖いの苦手な人は気を付けてください。
僕は映画観た後だったのでボリューム大にして観てしまいました
腰抜けるかと思いました(笑)

あらすじ紹介は途中で真っ赤な血に染まってまるで読ませる気がないし

キャスト紹介は劇中シーンのようにスナイパーになったかのような気分になれます

よくわからないゲームも公開されています。

全部クリアすると何かあるらしいのですが、ルールが良くわからず断念。

クリアした人いたら教えてください。

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