【恐怖体験】一人暮らし中のアパートで深夜に起きた事件が怖すぎた話

一人で悩む男防犯

が10代の頃、周りとは少し変わった生活をしていた。というのも諸々の諸事情により、17歳で一人暮らしをせざるを得なかったんですね。

当時周りからは、かなり羨ましがられました。

10代の頃って、親に対する反抗期で外に出歩きたかったりするじゃないですか。逆に親が居ないと結構それはそれで大変なんですよね。

えば、電気代払えなくて電気止められたり、ガス止められて冬場に水風呂入ったりと中々にサバイバーな生活で、とても人に誇れる内容ではない。

あ、水は最後まで止められたことありません←偉そうに言う事ではない
これは、当時僕が体験した恐怖体験です。トラウマになりかけたのですが、多くの人に知ってもらった方が良いと思ったので公開することにしました。

スポンサーリンク

一人暮らしの生活は楽じゃない

バイト疲れ

時住んでいた場所は、治安が良くも無く、悪くも無く、たまにカラーギャングが夜中に乱闘してる位の普通の町でした。

住んでいたのは4階建ての鉄筋コンクリート作り、エレベーター無しの安アパート。最上階しか空いてなかったので、引っ越しが大変だったのを今でも覚えている

生活はいつも苦しくって、アルバイトを夜勤と日勤を3つ掛け持ちしながら、なんとかやっていました。

一人暮らしの日常

んな生活を続けていると、周りの友達が家に泊まりに来るのが当たり前になってくる

バイトから帰ってきたら知らない男が自分の布団で寝てるなんてザラ。特別驚いたりしなかったんですね

大体が、友達の友達だったり、山姥メイク取ったギャルだったりするんです。だから、めったな事では驚かない。

一人暮らしの夜は怖い

白黒の月

ある日の夜

翌日が夜勤だった事もあって、その日は朝まで起きてようと決心してた僕は、真っ暗闇の中で畳の上に寝転がってケータイをいじってました

たしか、夜中の3時ごろだったと思う。

ガチャリと鍵の開く音がして、ごそごそと靴を脱ぐ音が聞こえていた。こんな時間に来るのは、あいつしかいない。

頭の中に友人の顔が浮かんだ。当時、麻雀仲間だった彼は、夜遅くに来ては、僕の睡眠をよく妨害しに来ていた。

一人暮らしの深夜

ソノソと玄関から歩く音が真っすぐ向かってきていた。足音が重い。たぶん、彼だろうなと思いながら、僕はケータイをいじっていた。

ガラっと襖が勢いよく開く。

ヨオ。」僕はケータイ画面から目を離さずに、声だけかけた。

声をかけた後に少し、違和感を感じた。何も返事が無い。流石に無礼じゃないか?そう思って、怪訝な顔で彼を見る。

一人暮らしの怖さは伊達じゃない

ると彼が言った。

「なんで、こんな時間に起きているんだ?」

「明日の夜勤までの時間つぶし」

・・・若干の沈黙

「早く寝ろ!」

そう言って、彼は襖をきちんと締め、再び靴を履き、そして玄関から出て行った。彼の帰り支度の一部始終を見守り、ここで僕は異変に気が付いた。

知 ら な い オ ジ サ ン だ っ た!

一人暮らしの恐怖

ぐさま警察に連絡した全力で110した!

もしもし!今知らないオジサンが玄関から入ってきて出てったんです!」頭の中パニックなんで、何言ってたか良く覚えてない。

とりあえず「落ち着け」と言われて、話聞いてもらえないフラストレーションが溜まって居た事だけは覚えている。

警察の事情聴取

警察官

らいもんで、夜中だって言うのに、30分くらいですぐに来てくれた。

何か取られたものは無いか、けがは無かったか、相手の体の特徴はどうだったとか、とにかく色々聞かれた。

扉の周りとかも念入りに調べていった。

サムターン式のドア鍵は危険

サムターン式のドア

察の方が言うには、サムターン回しとか言う扉の開け方があるらしく、近所でも空巣の被害が何件かあったらしい。

ただ、僕の場合は空巣ではないんですよ。居るんです。居留守というんでしょうか。鉢合わせするパターンはマレだそうで、かなり驚かれました。

というのも侵入してきた泥棒が、逆上して暴行を加えてくることがあるらしい。居直り強盗っていうのがあるんだって、その時知った。

現に、襖の近くには台所があり、当然包丁もあるので、居直りされたら危険だったと思う。

サムターン回しについて

パートについてたドアのカギは、クルっと捻るタイプ。良くあるパターンのカギだ。全然特別じゃない。

このタイプの鍵は、郵便受けから金具を伸ばしたり、開け方のコツを知っている人は数秒で開けられるらしい。

なんでこんなに詳しいかというと、警察に話を聞いた後にすぐさま鍵屋に連絡して鍵交換してもらったからだ。

一度侵入した時に合鍵を作られている可能性があると聞いたからだ。さすがに、背筋が凍ったので、鍵屋さんに朝一に連絡した次第です。

居留守事件の後日談

立ち入り禁止

はその後も、奇妙な事が続いた。片言の日本語で、貸したお金を返して欲しいと言った内容を永遠と電話で喋る女。新聞屋を名乗るが水道メーターを調べる男。

深夜二時に警察を名乗る男が「女性の悲鳴が聞こえなかったか」の事情聴取。

極めつけは、1つ下の階にある扉の前に「立ち入り禁止のテープ」が貼られた事。

大家さんは何も教えてくれなかったが、住んでいた住人がどんどんと引っ越していくのを見て、僕も引っ越しをすることにした。

一人暮らしの戸締りはきちんとしよう

近、そのアパートの近くを通りかかった。昔の汚かったアパートは無くなっていて、新しいアパートが建っていた。今となっては、あれが何だったのか誰にも聞けない。

僕は一人暮らしの怖さを誰よりも知っているので、一人暮らしのお客さんに伺う際は、戸締りの重要性を丁寧に説明するようにしている。

サムターン回しの防止にも役立つ品物が最近は出てきている。もう少し早く知っていたら嬉しかった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました